家族と私と本と。

日常のつれづれと読書の記録

眠れぬ夜は君のせい?

先週半ばの夜。
10日ぶりくらいにお誘いが。
普段より早めに子どもたちの夕食〜お風呂〜歯磨きまで済ませて夫が寝かしつけ。
その間に家事をしてお風呂から出ると、夫は寝落ちしてしまったようでした。
よくあることなので、潔く諦めて(新婚当時は怒っていました。準備に手間かかるのに、と。何より悲しい。)切ない気持ちがおさまるまで家事の続き。
やっと眠れそうになり、さて私も寝ようと歯磨きしていると、夫が目を覚まし、寝室から出てきました。
時刻は午前1時半。
さすがに遅すぎるし夫も眠そうだし、今日はやめようよと言ってみるも、寝ぼけまなこのくせしてハグもキスも力強く。
即別室へ引っ張っていかれて、部屋の入り口で立ったまま開始。。
これが普通にベッドでなら、性急すぎてついていけずに興ざめしてしまっていたかもしれないけど、付き合いたてのときの熱意を彷彿とさせる勢いで、ついこちらも夢中になりました。
夫はなぜか平静を装いたがるけれど、理性が飛びそうな、今にも狼になりそうな目や表情、乱暴ではないけどちょっと荒くてせわしないしぐさがいちばん好きなのに。

それから3日後の夜は私からお願いして。
一度すると連続でしたいのに、期間をおくとしたくなくなる不思議。
夫は夜に弱くまたしても眠そうで、ソファーに座ってもらい、意識も彼もおきるように、やさしく丁寧に。
口に含むとどんどん形がかわり、いっぱいになったところで、表情を見ながら限界まで高めて交代。
その後お風呂に入っていたら、娘が起き出してきて焦りました。
まだ時間の概念がうすい娘には、ずっとお風呂に入っていて、今上がったばかりというていを装いましたが、いつまで誤魔化せるのか。。

最近、終わったあとに目が冴えてしまうことが多くて、すぐ眠れる夫が羨ましいです。
眠たいのに神経が冴えて眠れず、翌日にひびいてしまうので。
昔大好きだった曲のタイトルをつけたかったけど、微妙にミスマッチかも?

ブログが書けないいいわけ

書きたいブログテーマはたくさんあるのですが、いまいち筆(キー?指?)が乗りきれなかったりメンタルがやられて考えるのも億劫だったり、疲れすぎてスマホがさわれなかったり、夫婦のコミュニケーションがあったりでなかなかブログが書けません。
こうなると、やっぱりコロナで夫が家にいてくれたときは本当に助かっていたんだなあと思います。
いつでも夫婦の時間を持てるし。
夫婦の時間という表現は、いろいろ憶測を呼ぶ表現で好きではないけど、他に思いつきません。
コミュニケーションというのも何だか長ったらしいし。

最近書きたいトピック。
上沼恵美子とカジサックのはなし。
3日前の夜とゆうべのはなし。
田中みな実とぶりっ子のはなし。
山田詠美のエッセイ感想。
つがわきくこ?の短編集の感想。
ブルックスブラザーズの倒産。
うざこさんのメンタル

本はお風呂でちまちまと読んでいます。
どうしても紙がごわごわするし、濡れるし、傷むので昔は絶対にやりませんでしたが、そんなこと言ってると全く読む時間がないので背に腹はかえられません。
今は酒井順子の「男尊女子」が途中です。
本気出せば一晩で終わるのに、10分くらいしか時間がないのがもどかしい。

人は見た目だけではないかもしれない

夫が急遽有休を取ったので、娘を幼稚園へ送ってから百貨店へ。
数年ぶりにスーツを新調しました。
夫が美人の店員さんと二人で「スーツはシルエットが命だ」というので、ちょっとイラッ。
服に構わない夫に言われたからか、美女と一緒になって言うからか。
そんなこと私も知ってます!と思いながら流し、ワイシャツとTシャツとパンツまで勧めて買わせました。
総額を見て焦る夫を尻目に、さらにネクタイを物色する私。
給付金ひとり分は、大方飛んでしまったな。。。
まあ今年は旅行も行けないし他に出費の予定もないしいいでしょう。
その後子どもの来年用よそゆき夏服をセールで購入。
正価ではとても手が出ないので買えてよかったです。
この子ども服ブランドは7月末には60%OFFとかやるのですが、そこまで待ってるとバリエーションもサイズもなくなってしまうので、本当に欲しい服は3割引の今のタイミングで買うのがベスト。
ところで、「よそゆきの服」という概念が好きです。
子どものころから「一張羅を着て家族でお出かけ」の特別感、非日常感が大好きでした。
大人になってからも礼服とパーティードレスのほかに、観劇やお高めのレストラン、百貨店で買い物など「ちょっとしたお出かけ用の1セット」は必ず季節ごとに家族分準備しています。
同様に「2番目にいい服」も用意。
肌着も服のラインがきれいに見えるものをとり置いてあります。
こういうのは流行りのミニマリストや“シンプルな暮らし”とは真逆の概念だけど、行く場所やそこで働く人たちに敬意を払っておしゃれをする、というのは礼儀やマナーにつながることでもあり、それを省いて自分だけの快適さや合理性のみを追求するのは疑問です。
たまに「アップルの創業者もTシャツとデニムしか持ってないんだから」とか、「ローリングストーンズも穴あきジーンズ履いてる」とか、要は格好より中身が問題なんだと言う人がいるけれど、それは“アップルの創業者”“ローリングストーンズ”の肩書を“着て”歩いてるから認められるのであって、普通の人がぼろを着てれば、中身はともかくただの身なりに構わない人、だということに何で気づかないんだろうと思います。
この人ぼろ着てるけど、中身はすごいかもなんて、誰も考えてくれない。
初対面の判断材料は見た目と話し方くらいしかないから。

と、ここまで書いて下書きして夫とオートバックスへ行ったら、耳がピアスだらけで日焼けして、色つき眼鏡をかけたどう見てもヤンキー風のお兄さんが、
「ちょっと手が空いてたら教えていただきたいんですけど、○○はどこにありますか?」
と、ものすごい腰低く丁寧に店員さんに尋ねていて、
その横で爽やかな都会風カップルがキャッキャ言いながら車のクラクションをずーーーっとビービー鳴らし続けていてうるさかったり。

とりあえず“いちばんのよそゆき”と“2番目にいい服”が要るという主張と、夫が例え店員さんであろうと、よその女と仲良く話しているのは何となくムカつくという、自分の狭量さを再認識したお話しでした。

『あつあつを召し上がれ』小川糸

あつあつを召し上がれ

あつあつを召し上がれ

短編集です。
毎日1編ずつ、お風呂の湯船に浸かる間に読みました。

タイトルに惹かれて買った本で、確かに食べ物の描写はすごく美味しそうに、まるで目の前に浮かんできそうに描かれています。
特に、『親父のぶたばら飯』の中華料理と『さよなら松茸』の懐石料理は秀逸。
高級旅館の朝ごはんって最高だよね、食べに行きたいなあと思わされます。
ちなみに、今までで思い出に残っている旅行の朝ごはんは以下のとおり。
卒業旅行先のフランスで、安ホテルの朝食ビュッフェで食べたデニッシュの香り高さ
京都の街なかの喫茶店のモーニング
新婚旅行先のハワイで食べたルームサービスのコンチネンタルブレックファスト
大分の鉄輪温泉の旅館で食べた和朝食
ものすごくおいしそうなのになぜか全く食欲がわかず、後に娘の妊娠がわかったミラコスタの朝食ビュッフェ
蒜山オーベルジュの朝食ビュッフェで飲んだジャージー牛乳の甘さ
名古屋のプリンスホテルで風邪を引いて絶不調の中食べた朝食ビュッフェが涙が出そうなくらい美味しかったこと。

ホテルの朝食ビュッフェがほとんどですが、ミラコスタでどうも気分が優れず思いきり満腹になるまで食べられなかったのはとても無念でした。
あとからわかったのですが、当時つわり真っ最中の私を尻目に、夫はかりかりに焼いた分厚いベーコンを10枚以上も平らげていました。
私のせいで見たいものは見られず、朝食どころの名古屋へ行ったにも関わらずホテルビュッフェに行ってくれたことには感謝。

神戸の北野ホテルの世界一の朝食を一度でいいから食べてみたいなあと思います。

『おんぶにだっこ』さくらももこ

おんぶにだっこ (集英社文庫)

おんぶにだっこ (集英社文庫)

さくらももこさんの2歳ぐらい〜小学校に上がる前後くらいの思い出を主に語られたエッセイです。

本当にちいさいころの、純粋で透明感に満ちた様子が伺えて胸がいたくなります。自分の子どもたちも、こんな感じなのかなあと身につまされました。小さな頭と胸いっぱいに、希望や不安や喜びや悲しみを抱えているんだなあと、もっとよく向き合ってあげたいと思いました。
私自身の子ども時代は、世界はもっとシンプルだった気がするけれど。。

あとがきの『人が大人になるとはどういうことか』のくだりが印象的でした。
大人は経験を経て汚くなるのではなく、経験をし、その意味に気づき、理解し、理解の中から生まれた知恵を生かす。その知恵は美しく純粋である、と。

相手の要る美容法

女性ホルモンの活性化は、お肌をきれいにする要素の一つで、そのために納豆やら豆乳やら、イソフラボンの多い食べ物が推奨されています。
でも、なんといってもいちばんホルモン活性化に有効なのは、パートナーに愛されること。
“愛し合う”のは大前提で、男性側の愛のほうが少しだけ深いと、より肌が潤う気がします。

会社員時代の月曜日の朝、ツヤツヤピカピカお肌で颯爽と現われる女の先輩に、彼氏と仲良くてきれいな肌になれるなんていいなあと純粋に羨ましく思ったものでした。
今は結婚して、その美容法を実践できるようになったけれど、2日連続でしないとはっきり効果が表れません。一晩だけではマイナスをゼロにするのが精いっぱいで、肌が潤うまでには足りないのかも?
この美容法って意外と気づいている人は少ないと思います。
エステやサプリより時間もお金もかからないし、健康的で、精神的にも満たされて、きれいになれるなんて一石何鳥?

ところで、キスマークが独占欲の表れというのは本当なんでしょうか。
服で見えない場所は別にいいけど、隠せないところは本当に困ります。。
全然消えないし。
ついてしまったとき、みんなどうやってごまかしているんだろう。!。

昨夜のこと。

昨夜。
1週間くらい期間が開いているのでそろそろ限界かなあと思い、お風呂上がりの夫をソファに誘導して開始。
でもすごく違和感があって、聞くとやっぱり2日前にお一人様したとのこと。
もともと、自分の気持ちも盛り上がってたわけじゃなく、前回から日にちがあいたしという義務感から始めたので最後までニュートラル状態から抜け出せませんでした。
それはたぶん夫も同じだったみたいで、ちょっと気をまわしすぎました。
もう真夜中だしとか、明日仕事だしとか気がかりがあると集中できないので微妙な空気です。。