家族と私と本と。

日常のつれづれと読書の記録

3月から忙しかったです。

3月中旬、娘幼稚園卒園式。
その1週間ほど前、同じバス停のママたちでさよなら朝食会をしたとき、卒園式のママ衣装が7割方着物だと聞き、ビックリ。
うちの園の卒園式で母親は着物がデフォルトなのは聞いていたけど、今年はコロナでみんなスーツ着ると思いこんでいました。
大慌てで実家へ飛んでいき、母の訪問着の状態を確かめ、お世話になっている呉服屋さんに電話して着付けの手配をしてもらい。
次の日、着物一式見ていただくために必要なもの全部持って、呉服屋さんへ。
幸い着物はシミになっていなかったけれど、長襦袢の衿は付け替えが必要で、卒園式前日に母が数時間かけて付け替えてくれました。帯上げや帯締めなどは30年前の物なので使えず、新しく購入するはめに。
それでもその小物を入れるだけで、昔の訪問着がぐっと現代的になるから和服の魅力は不思議です。
卒園式当日、他のお母様方は髪のセットはもちろん、ネイルやらまつげエクステやら誰が主役なのかという張り切りぶり。
聞けば近隣市内の他私立幼稚園でも似たりよったりらしく、私のリサーチ不足が露呈したのでした。
レンタル着物組もいたけれど、自前組がほとんどで今更ながら私立だったことを実感。
元々幼稚園の決め手は感性重視の教育方針と総芝生の広々した園庭が、私自身が通っていた公立幼稚園を彷彿とさせたからでした。
今は政府から補助も出るし、地方の私立幼稚園なんてお金持ちでなくても通えますが、そういえば専業主婦家庭が多いし、子どもたちもお父様お母様ごきげんようとか言うし、余裕のある家庭の子女が想像以上に多かったことに、卒園するとき気づきました。
普段のお母さんたちはみんな気軽な服装で、持ち寄りのお菓子もスーパーの大袋ばかり。
私立でよく聞くママ友同士のいじめやマウントも一切なく、どの保護者も礼儀正しく親切で、適度に距離感もあり、過ごしやすい3年間でした。

卒園式の翌日は同じ通園バスグループの公園遊びの会、翌々日は息子の入園説明会、
その次はすみれ会(年長クラス時の公園遊びの会)
その数日後は娘のお友達とママを我が家に招いて卒園おめでとうパーティー
ドミノピザとシャトレーゼのケーキ、リンゴジュースでお祝いでした。

そこから新学期までは怒涛の入園入学グッズ準備。
算数セットや膨大な文房具の名前シールつけ、目印用ワッペンのアイロンと縫いつけ作業、上履き袋給食袋コップ袋レッスンバッグ等合計15点の手作り作業。
制服の裾上げ、制服や体操服やハンカチやティッシュ、マスクの名前書きなど。
娘にも名前シール貼りなどできることはさせて、実母と、土日は夫も動員して朝から晩まで縫い物、実父はベビーシッター要員でした。
入園式、入学式のあとは持ち帰った膨大な書類書き、教科書ノートの名前書き。

本格的に新学期が始まると、6時に起きて朝食作り、娘の朝の支度と勉強をみてやり、息子の着替えと登園準備を手伝い、7時半に集団登校の集合場所まで息子も連れて娘を送り、そのまま途中まで見送り。
家に戻り、家事を進めつつ幼稚園に行きたがらない息子(号泣して暴れる)と戦いながらバス停まで送って文字通りバスに押し込み、家に戻って家事と仕事、買い物振り込みクリーニング等雑用をすませていると娘の帰宅時間。通学路の途中まで迎えに出て、帰ると着替えさせ、下の子を二人でバス停へ迎えに行き、また帰ってきて宿題をさせておやつを食べて速攻で習い事へ。
家を出たり入ったり、蜂か蟻のよう。
帰宅後は勉強を見てやり晩ごはん作りと後片付け、お風呂、お風呂上がりのお世話、絵本、寝かしつけ。
普段はご飯の後片付けやこどものお風呂を夫がやってくれますが、残業だとワンオペになります。

その上、仕事では新しい業務が舞い込み、春は出会いたい季節なのか作業数も大量に増え、徹夜やソファで寝落ちもよくありました。
肩こりで歯と目が痛み、頭もガンガン、夫と抱き合っていても眠気で気を失いそうになる始末。。

ここまで疲労が溜まってやっと、身体に悪いと気付きました。
キャパシティがせまいせいで、目の前のタスクをこなすのにせいいっぱい過ぎて自己管理に全く気を配れていませんでした。

生活が少し落ち着き始めたころにゴールデンウィークが来そうです。
ゴールデンウィークはゆっくり休みたい。。